お寿司屋さんで出てくる『あがり』でおなじみの粉茶。

最近人気の粉末緑茶や玄米入粉末緑茶などのサッと溶けるお茶ではなく、急須で丁寧に淹れるお茶です。

深むし茶の細かいところや軽いところを選別しているので大きさは青のりより小さいぐらいで、水色はきれいな濃い緑色。味は見た目から濃いかと思われますが、思ったよりも口当たりが良いので軽くさっぱり飲めます。

お湯の温度などは一般的な深むし茶の淹れ方とほぼ同じですが、茶葉が細かいので急須の網目に詰まったり、逆に茶葉が網目を通って湯呑みに出てきてしまうので少し注意が必要です。

細かい茶葉が湯呑みに出てきてしまったら、湯呑みを回しながら最後まで残さずお飲みください。

お湯に溶けない栄養素(ビタミンA・ビタミンE・食物繊維など)を上手に取ることができます。

また、詰まらないようにするには、急須を少しずつ傾けてサッと注いだら戻し、またサッと注いで戻し…と繰り返してみてください。ちょっとコツはいりますが、美味しい粉茶が待っていますよ。

粉茶だけだとやっぱり淹れにくい～という方には、お手持ちのお茶に少し混ぜて淹れることをおすすめしています。自分の好みの味になるように粉茶をブレンドしてみてください。

棒茶プラス粉茶や深むし茶プラス粉茶など、淹れやすくなった上にコクが増して、より美味しく飲めますよ。